こんにんちは。
アラフォー独女のMOMOです。(プロフィールはこちら)
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みなさんは、正体不明の虚無感(きょむかん)にかられたことはありますか?
毎日がワクワク!元気・やる気・希望がいっぱい
え、虚無感てなに? そんなの感じたことないな!
こんな風に毎日を楽しく過ごせたらいいですよね。
しかし1度も虚無感にかられたことがない人は、一体どのくらいいるのでしょうか?
愛する人やペットとの死別・別れ、または信頼していた人からの裏切りなど。
人生では、防ぎようのない大きな悲しみに襲われることがあります。
喪失感と悲しみから、なかなか立ち直れない経験をされる方も多いでしょう。
しかしそれとは別に、ハッキリとした原因がある訳ではないのに心にぽっかりと穴が空いて、
その穴からビュービューとすきま風が吹き抜けていくような感覚に襲われることがあります。
心の空白を必死で埋めても、その穴からスルリと何かが抜け落ちていくような…
表面上はいつもと同じように振る舞っていても、心の中は虚しさが居座っている。
ふいにやってくる、この正体不明の感覚が「虚無感」だと最近になって気がつきました。
そしてもはや、虚無感は人生の相棒のような気さえしています。
生きている限り、虚無感とはつかず離れずの距離で付き合っていくものなのかな
そんな正体不明の虚無感にかられたときの私の体験談です。
ふいにやってくる虚無感の原因・対処法・過ごし方・おすすめの本をご紹介します。
虚無感(きょむかん)とは?
すべてが空しく感じ、何事にも意味や価値が感じられないような感覚、などを指す意味で用いられる表現
(実用日本語表現辞典より抜粋)
この記事はこんな人におすすめです。
- ハッキリとした原因がないのに、急に気力がなくなってしまう人
- 他人と自分を比べて落ち込んでしまいがちな人
- 何をやっても虚しさを感じてしまう人
- 完璧主義で自分に厳しくしてしまいがちな人
- やる気が出ないときの過ごし方を知りたい人
ふいにやってくる虚無感について考えてみた
正体不明の虚無感の原因
私がこれまで経験した、原因がハッキリ分からない虚無感の原因について考えてみました。
- 家族・恋人など身近な人から理解してもえない(理解できない)と感じたとき
- 周囲の人々と馴染めずに疎外感や孤独感を感じたとき
- 気づかないうちストレスを溜め込んでしまったとき
- 仕事や家事など日々の生活にやりがいを見出せないとき
- 他人を羨んだり、嫉妬したりする自分に自己嫌悪を感じたとき
- いつも自分だけが損をしているような感覚にとらわれたとき
- 心から信頼できる人や、本音で話せる人がいないとき
- 自分に自身が持てず、自己肯定感が下がっているとき
- 大きな仕事や目標を達成して、目的がなくなってしまったとき
- 急激な気温の変化や、天気が悪い日が続い続いたとき
女性は生理や妊娠によるホルモンバランスの影響を受けてしまうこともあるよね
上記のようなことは日々の生活のなかで、誰しもが一度は経験することではないでしょうか?
こんな気持ちが長く続くと、ある日突然、気力が低下して虚無感にかられてしまうことがあります。
虚無感にかられると、どうなる?
- 何事にも興味を持てなくなってしまう
- 頑張ってもすべてがムダなような気になる
- 生きる希望を見失ってしまう
- 何もやる気が起きず、ただボンヤリしている時間がふえる
- ポジティブな人をみると自分と比べて落ち込んでしまう
- のんきに笑っている人を見るとイライラしてしまう
- 身体が重く感じ、じっとしていることが多くなる
- 漠然とした不安や焦燥感に駆られてしまう
- 必要以上に他人や自分を責めてしまう
これらは実際に私が体験したことです
みなさんの中には、別の経験をされた方もいらっしゃるかもしれませんが
このような状態になってしまったとき、みなさんはどうされますか?
次は私が実際にやっている対処法と過ごし方についてお話しします。
虚無感にかられたときの対処法
- 「ポジティブでいなければいけない」という思い込みを捨てる
- 他人と自分を比べない
- 自分の中の醜い心も認めて許してあげる
- 目の前のことだけに集中する
それではひとずつ詳しく見ていきましょう🧐
「ポジティブでいなければいけない」という思い込みを捨てる
- ポジティブ=いいこと
- ネガティブ=わるいこと
いつの間にかこんな風に思い込んでいる自分がいます。
しかし実際には、ポジティブ過ぎる人と一緒にいると疲れてしまった経験はありませんか?
逆にポジティブとネガティブの両方の思考を併せ持っている人といると、居心地が良かったり…
だからこそ、私はポジティブになれない自分を
そんな日があっても仕方ないよね!
と、大目にみることにしています。
いつもポジティブで前向きな人は確かに魅力的ですが、
自分も「いつもポジティブでいなければいけない」という思い込みを捨てるようにしています。
他人と自分を比べない
〇〇さんはいつも楽しそうで羨ましいな
私は××さんみたいに、上手に生きられない
こんなふうに他人と自分を比べてしまって、落ち込んでしまったときは
私は私なのだから、誰かと比べても意味がないよね
と考えるようにしています。
そして昔から「隣の芝生は青い」という言葉があるように
(※隣の芝生は青い=人のものは自分のものよりもよく見えるという意味)
自分が羨んだり比べたりしている誰かも、実際のところは誰にも分かりません。
私たちが知っている他人の姿は、表面上の姿だけなのです。
つい自分以外の人は何もかもが上手くいっているように見えますが、本当のことは本人にしか分からないのです。
自分の中の醜い心も認めて許してあげる
それでもつい他人と自分を比べ、誰かを妬んだり、羨んだりしてしまうことがあります。
そんな時は…
まぁ、人間だからそんな感情を持つこともあるよね~
と、自分自身の醜い心も受け入れて、許すようにしています。
他人に嫉妬してしまう自分は、なんて性格が悪いんだろう…
と感じて、自分を責めたり落ち込んだりしてしまう人もいるかもしれませんが…
大丈夫です。あなた以外の人もたいていはみな同じです。(たぶん)
少なくとも私は他人に嫉妬したり羨んだりした経験がありますよ。😅
自分の中の醜い感情を、あえて口に出す人は少ないもの。
「口にしていないだけで、実はみな同じことを感じているのかもしれない」
と、思うだけでもちょっと気持ちが楽になったりします。
目の前のことだけに集中する
将来のことや、先々起こるかもしれないことを心配して、焦って不安になることがあります。
しかしこんなときは、意識して目の前のことだけに集中するようにしています。
- 今、食べているごはんの味に集中する
- 今日やらないといけない最低限のことだけを淡々とこなす
- 今じゃなくてもできることは後回しにする
- 聴こえてくる自然の音に耳を傾けてみる
- 大きく息を吸ってはいて、呼吸に集中してみる
「起こるかもしれない」ことは現実に起こってから考えればいいや
と割り切って過ごすようにしています。
意識的に目の前のことだけを考えるようにすることで考え方がシンプルになり、
ささいな出来事に喜べるようになり、感謝する気持ちが戻ってくることがあります。
虚無感にかられたときの過ごし方
- あえて何もしないで自分を甘やかす
- 気が向かない集まりには参加しない
- ひとりで過ごす時間をふやす
- 自分の気持ちを紙やメモ帳に書いてみる
- とにかく寝る
それではひとずつ詳しく見ていきましょう🧐
あえて何もしないで自分を甘やかす
心が弱っているときに無理をするとかえって上手くいかず、負のスパイラルに陥りがちです。
そんなときは、あえて何もしないことにしています。
- 好きなスイーツを食べたりお茶を飲んだりしながらゆっくり過ごす
- パソコンやスマホから離れて、近所をあてもなく散歩してみる
なんでもいいので気の向くままに過ごしています。
唯一気をつけていることは、虚無感にかられているなと気づいたら…
「大きな判断は先延ばしにする」
やる気や活力が戻るまで、決断や判断は見送ることにしています。
気が向かない集まりには参加しない
誰かとコミュニケーションをとることで気分が晴れることがあります。
しかし緊急性のない、集まりや会合に誘われたときに
少しでも迷いがあったら、自分の気持ちに耳を傾けてみます。
せっかく誘ってくれたのに、断ったら悪いかな?
もし、こんな風に思っている自分に気が付いたら…
今はひとりでいたいから、せっかくだけどお誘いは断ろう
と、自分の気持ちに正直に行動するようにしています。
「人がどう思うか?」より「自分がどうしたいか?」
ということに耳を傾けます。
「迷いがある=本当はそれほど必要ではないこと」なのかなと感じているからです。
本当にやりたいことは、そもそも迷いがなく即答できることが多よね!
ひとりで過ごす時間をふやす
虚無感に駆られているときはあえてひとりで過ごすようにしています。
無理をして誰かと一緒に過ごすより、ひとりでのんびり本を読んで過ごします。
本を読む気力すらないときは、何もしないで過ごしています。
余談ですが、私は昔から心が疲れたときはスープなどの煮込み料理を作ることが多いです。
自分のペースでゆっくり野菜を刻んで、鍋の中でグツグツと煮える様子を見ていると、なぜか不思議と心が落ち着くのです。
料理中は料理の段取りしか考えていないので、余計なことを考えずに済むからかも
ひとりの過ごし方については、こちらの記事もご覧ください↓
自分の気持ちを紙やメモ帳に書いてみる
誰の目も気にせず、ありのままの自分の気持ちを紙やメモ帳に書いてみます。
たとえ酷い言葉を書き連ねても、誰にも迷惑をかけません。
書いた紙はあとから丸めてポイっと捨ててしまいます。
日記など後に残るものだと、
あとで誰かに読まれたらどうしよう
という気持ちが働いてしまいますが、その場で捨ててしまうものなら、ありのままの気持ちを書きやすいです。
これは虚無感にかられた時だけでなく、イライラしたり、不安におそわれたりする時にもおすすめです。
とにかく寝る
なんだかんだ言って「よく寝る」ことが一番効くのかもしれません。😅
十分な睡眠がとれた朝は、心も身体も回復している実感が持てますね。
眠れない場合は、無理に眠ろうとせずに部屋の明かりをちょっと暗めにして、本を読んで過ごしています。
パソコンやスマホから離れて、自然に眠くなるまでベッドに入らずに過ごしているよ
虚無感と付き合うために読みたいおすすめの本
元気がでないときでも読みやすい本
- タイトル 自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス
- 著 者 矢作 直樹 (医師・東京大学名誉教授)
- 出 版 社 ㈱文響社
この本の中で、著者の矢作先生は
マインドフルネスとは「本来の自分を取り戻すこと」と仰っています。
日々の暮らしの中で、自分の心とからだを大切にする、休ませてあげるためのヒントが書かれています。
やわらかい言葉で、分かりやすいく書かれているのでスッと心に入ってきます
難しい本が苦手な私にも、寄り添うような文章で元気が出ないときでも読みやす一冊です。
気力が戻ってきたときに読みたい本
- タイトル 自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス
- 著 者 メンタリストDaiGo
- 出 版 社 ㈱PHP研究所
「不安は悪いことばかりじゃない。うまくコントロールすれば、自分の力に変えられる」
様々の論文やデータをもとに、知識を紹介するYouTubeチャンネルやDラボを運営しているメンタリストDaiGoさんの本の中の言葉です。
少し前にいろいろあったので、賛否両論の多い方でもありますが…
この本は思い込みをやめて心をリセットする方法や、マインドフルネス瞑想など、ご自身の経験も含め、科学的な根拠を示しながら書かれています。
この本は目次を読むだけでも「なるほど~」と思ってしまいます
時間がない方は、気になる箇所だけサクッと読んでみるのもいいかもしれませんね。
おわりに
私がなぜ「虚無感」をテーマにブログを書こうと思ったのか。
それは私がふいに虚無感にかられ、やる気をなくしてしまうことがあるからです。
そんなときはブログを書く気力も低下しますし、幸せそうな誰かを羨んだりします。😅
だけど私がこれまで生きてきた経験から
「自分だけだと思っていたことは、案外みんなも感じている」
と、後になって分かることが多かったからです。
今回は私がこれまでに経験した、正体不明の虚無感やその対処法について自分自身の経験を書いています。
皆さんの中にも、同じような経験をされている方や、全く別の経験をされている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、この記事を読んでくださった方の中に…
自分だけじゃないんだ !
と感じて、少しでも気持ちが楽になってくださる人がいれば嬉しいです。☺
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ここまでお読みいただいてありがとうございます。
よろしければまたお立ち寄りください♪
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