こんにんちは。
40代独女のMOMOです。(プロフィールはこちら)
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2025年7月某日、東京・丸の内にある三菱一号館美術館で開催している展覧会
「ルノワール×セザンヌ モダンを拓いた2人の巨匠」へ行ってきました。

海外の美術館から2人の巨匠の代表作50点が集結した豪華な展覧会は、
一部の作品を除いて写真撮影も可能でした♪
「ルノワール×セザンヌ モダンを拓いた2人の巨匠」展を写真とともにレポします。
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ルノワール×セザンヌ モダンを拓いた2人の巨匠
ルノワール×セザンヌ展の詳細をチェック
- 会 期:2025年5月29日(木)~9月7日(日)
- 開館時間:10:00-18:00(祝日を除く金曜日と第2水曜日、9月1日~9月7日は20時まで)
- 観覧料金:一般2,500円、大学生1,500円、高校生1300円、中学生以下無料
- 休 館 日:月曜日他

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ブルーのシャツを着た男性やブルーとピンクの模様のスカートを着用された女性など、
みなさんのカラーコーデを見るのも面白かったです。☺
(私はブルーのワンピースにピンクのアクセサリーで200円割引になりました♪)

ルノワールとセザンヌ テーマカラーと音声ガイド
今回の展覧会にはテーマカラーがあり、2人の巨匠をカラーで分けて展示していたことも印象的でした。
- ルノワール=ピンク
- セザンヌ=ブルー
音声ガイドもルノワール役とセザンヌ役でそれぞれ2人の声優さんが担当されています。
- ルノワール…役羽多野 渉さん
- セザンヌ…役細谷 佳正さん
詳細はこちら→公式HPより

展示も音声ガイドも2人の巨匠の生涯を対比させながらドラマチックに演出されていました
ルノワールとセザンヌのこと

ピエール=オーギュスト・ルノワール
- 1841年、フランスの磁器産業で栄えた町、リモージュにて生まれる
- 印象派の画家のなかで唯一の労働者階級の出身(父親は仕立屋、母親は裁縫師)
- 13歳のときに磁器絵付け職人に弟子入りし、のちの画風に影響を与える技術を身につける
- 代表作は『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』『舟遊びをする人々の昼食』など
ポール・セザンヌ
- 1839年、フランス・エクス=アン=プロヴァンス生まれる
- 当時の多くの印象派の画家と同様に裕福な家庭で育つ(父親は銀行家)
- 法律学校に通うも、芸術への情熱からパリで美術の勉強を開始
- 代表作は『サント=ヴィクトワール山』『大水浴図』など

印象派・ポスト印象派の巨匠2人は、南仏・プロヴァンスでともに作品を描き、家族ぐるみの付き合いがありました
のちに2人は、古典とモダン両方の様式における先駆者として、近代絵画の巨匠・ピカソにも影響を与えています。
ルノワール×セザンヌ展の3つの見どころ
パリ、オランジュリー美術館が企画&監修した初の2人展
フランス・パリのォランジュリー美術館が、ルノワールとセザンヌ2人の印象派・ポスト印象派の画家に初めて同時にフォーカスし、企画・監修をした世界巡回展
ルノワールとセザンヌの代表作約50点が集結
オランジュリー美術館・オルセー美術館から、2人の巨匠による肖像画、静物画、風景画、さらに2人から影響を受けたピカソを加え52点の作品が一驚に集結する豪華なラインナップ
日本で唯一開催される世界巡回展
オランジュリー美術館とオルセー美術館の協力により、ミラノ、マルティニ(スイス)、香港を経て日本へ。
三菱一号館美術館が日本唯一の会場の世界巡回展。

パリの美術館発の世界巡回展。日本にいながら2人の巨匠の作品を同時に鑑賞できるのは嬉しいですね!

ルノワール×セザンヌ展を写真で紹介
静物画
ルノワール《桃》1881年

ルノワール《桟敷席の花束》1880年

劇場の舞台そのものではなく、桟敷席に残された花束を描いた作品。
残された花束がエレガントな女性の存在を表しているようで、個人的に一番好きな作品でした。
ルノワール《花》1901年

セザンヌ《わらひもを巻いた壺、砂糖壺とりんご》1890ー1894年

風景画・戸外作品
セザンヌ《草上の昼食》1876ー1877年

セザンヌ《船と水浴する人々》1890年

こちらはかつては3つに分割されていた作品です。
1980年代にフランス国立美術館連合によって修復され元の姿に戻されました。
セザンヌ《シャトー・ノワールの庭園で》1898ー1900年

ルノワール《イギリス種の梨の木》1873年

ルノワール《アルジェリア風景 ファム・ソヴァージュ(野生の女)峡谷》1873年

肖像画
ルノワール《若い男と少女の肖像》1876年

ルノワールの印象派時代の作品。
パッと見、どちらも男性に見えたのでタイトルをみて少し驚きました。
ルノワール《手紙を持つ女》1890年

ルノワール《ピアノ前のイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル》1897年

背景に描かれているドガの画中画にも注目したくなる作品です。
セザンヌ《セザンヌ夫人の肖像》1885ー1895年

セザンヌ《庭のセザンヌ夫人》1880年

植生の青と緑がモデルの手や顔にも少し塗られている作品。
「顔色、悪すぎやしませんか?」と思ってしまったのは私だけでしょうか…
ルノワール《ピエロ姿のクロード・ルノワール》1909年

ルノワールの末息子のクロード(当時8歳)を描いた作品。
ルノワールはしばしば子供たちをモデルに描いていますが、後にクロードは父のモデルを務める忍耐を語っていたとか。
おわりに(館内の“香り”にいやされる)
7月の土曜日、開館の10分前に到着したのですが、すでに行列ができていました。
開館時間が近づく頃にはさらに長蛇の列に。

この日はわりと涼しかったので待ち時間もさほど苦になりませんでしたが、猛暑の日は対策が必須ですね。
館内では「なにか良い香りがするな~」と思っていたら、コレでした。↓

南仏プロヴァンス生まれのロクシタンとコラボした香りの演出。
ルノワールとセザンヌゆかりの地のプロヴァンス繋がりの企画だそうです。
「アート×香り」たまの非日常を楽しむのに、気分を盛り上げてくれました♪

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