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アラフォー独女のMOMOです。 (プロフィールはこちら)
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職場・家庭・友人のなかに、ネガティブなことばかり口にする人はいませんか?
私は職場の同僚のネガティブ過ぎるYさんとの関係に、頭を悩ませていました。
普段からネガティブな発言を繰り返すYさんといると、こちらも気分が沈んでしまい…
Yさんとは距離を置いた方がいいのかも…
最初はそう考えた私ですが、アサーティブなコミュニケーションスタイルの存在を知ってから、今までと違う人間関係を模索するようになりました。
アサーティブコミュニケーションについて、こちらの記事もご覧ください↓
一方的に距離を置いてしまう前に、私は自分の気持ちを整理してみました。
Yさんとの関係で、アサーティブなコミュニケーションを試してみよう!
以前の私なら、間違いなくこの段階でYさんとは徐々に距離を置いて、付き合いをやめてしまっていたことでしょう。
(もちろん、相手によってはそうした方がよい人もいますが…)
この記事は私が同僚との関係の中で、実際にアサーティブな関係を目指して取り組んでいるリアルな体験記です。
この記事ではこんなことが分かります。↓
アサーティブコミュニケーションを学んで…
- 考えや行動がどう変わったのか
- 相手にどのように自分の気持ちを伝えたのか
- それに対して相手との関係がどう変わったのか
- すぐに距離を置いた方がいい人とそうでない人の違い
距離をおきたいと感じてしまう人との関係に悩んだ経験がある方のご参考になれば嬉しいです☺
ネガティブなYさんと私の関係
他部署で働くYさんと私は仕事で関わることがなく、会えば挨拶を交わすだけの関係でした。
しかし同年代だったこともあり、ふとしたきっかけで仲良くなり
何度かYさんの相談に乗ったことから、ランチに誘われるようになりました。
おっとりとして無口な印象だったYさんですが、読書好きという共通の趣味もあり、最初は話していて楽しかったのです。
ですが関係が深まるにつれ、Yさんはなんでも悲観的にとらえる傾向が強いことに気がつきました。
ある意味なんでもよく気がつくYさんは、周囲のあらゆることに不満を漏らします。
そして何を話してもネガティブなことばかり返ってくるようになったのです。
そして次第にYさんのネガティブな発言は、ランチタイムだけではなく職場のパソコンのチャットのメッセージやメールにも頻繫に届くようになりました。
Yさんが所属する部署は業務量が少なく、Yさんは「毎日ヒマだ」と不満を漏らします。
しかし私の部署は業務量がとても多く、日々を慌ただしく過ごしています。
業務時間中にYさんから私的でネガティブな内容のメッセージが送られてくることに、私はストレスを感じるようになりました。
Yさんは私の部署が忙しいと分かっているはずなのに…
なぜこのようなメッセージをわざわざ送ってくるんだろう?
次第にこのような不満を抱きはじめた私は…
Yさんと話していても、暗い気持ちになってしまって楽しくない
Yさんとは一刻も早く距離を置きたいと思うようになりました。
しかし私はここでふと考えました。
Yさんとの関係から逃避してしまう前に、自分の気持ちを整理してみよう!
Yさんとアサーティブなコミュニケーションを実践してみるいいチャンスだと思い直したのです。
アサーティブになるめの三つのステップをやってみた
<アサーティブになるために必要な三つ手順 >
- 第一ステップ …何が起こっているかを認識する
- 第二ステップ …それに対し自分がはどう感じているのかを明確にする
- 第三ステップ …どのような変化を望むのかを考える(どうしたいかを明確にする)
※詳しくは前回の記事をお読みください☺
第一ステップ…何が起こっているのかを認識する
まずは手探りで、自分の身に起こっていることを冷静に認識してみました。
- ネガティブな発言が多いYさんと距離を置きたいと思い始めている
- Yさんから業務中にもネガティブなメッセージを送られてくるようになった
- 知的好奇心が旺盛で、自分とは違うタイプのYさんから刺激を受けることがある
第二ステップ… それに対して自分がどう感じているのか認識する
- ネガティブな発言が多いYさんと距離を置きたいと思い始めている
- Yさんのネガティブな言葉を聞いていると、暗い気持ちになり楽しくない
2.Yさんから業務中にもネガティブなメッセージが送られてくるようになった
- 業務中にネガティブなメッセージを送ってこられると、それに対して返信しなければいけないストレスを感じる
- 私の部署が忙しいと分かっているはずなのに、このようなメールを送ってくることにイライラする
3.知的好奇心が旺盛で、自分とは違うタイプのYさんから刺激を受けることがある
- Yさんと話していると新たな発見があったり、刺激をもらえることがあり楽しいこともあった
- 方向性は違っても、互いの目標について話し励ましあえることに感謝している
Yさんのネガティブな一面だけに囚われて、イライラしていた私でしたが自分の気持ちを整理してみると…
そうだわ!
Yさんとの関係には良い面もたくさんあったんだ!
このように気づくことができ、「Yさんと距離を置いてしまうのはまだ早いかも」と思うようになりました。
第三ステップ…どのような変化を望むのかを考える(どうしたいかを明確にする)
Yさんとは共通の趣味の話や、互いの興味があることを話をしたい!
ネガティブな話題はできるだけ避けたいなぁ
業務時間中に私的でネガティブなメッセージを送ってくることはやめてほしい…
改めて気持ちを整理してみると、私が望んでいる変化は案外シンプルなものだと気がつきました。
そして次に、自分がどのような行動をしたら良いか考えて実践しました。
実際に私がやった行動とその結果
上記の第二ステップの「自分がどう感じているか」のうちの一部を、Yさんに友好的に伝えてみることにしました。
Yさんに伝えたこと
私の部署は仕事量が多くて、いつも業務中は慌ただしいの💦
だからメッセージに返信している時間がなくて、私は自分が返信できないことにも負担を感じてしまっているの。
職場のパソコンに私的なメッセージを頻繁に送られると、公私の区別がしにくくなって、私は困ってしまう
自分が感じていることを「Iメッセージ」(主語を自分にする)を意識して、できるだけ重くならないように伝えました。
Yさんに伝えなかったこと
ネガティブな発言やメッセージが多くて、一緒にいると気分が暗くなってしまう
いくら自分が感じていることでも、私は上記のことはYさんに伝えませんでした。
本人がネガティブだと認識していない可能性もあるので、言わないことにしました。
(とゆーか、こんなことフツーに言えない…😓)
結果どうなったのか?
Yさんからネガティブなメッセージが送られてこなくなった
私が自分の気持ちを率直に伝えたことで、Yさんは私の状況を理解してくれました。
Yさんはもともと理性的な人だったこともあり、業務中にネガティブなメッセージが送られてくることはなくなりました。
このことで私のYさんに対するストレスはかなり軽減されました。
我慢をし続けて一方的に相手を嫌いになってしまう前に、自分の状況を伝えて良かったと思っています。
私はYさんが「私の所属する部署が忙しいことを分かっているはず」と思い込んでいたけど、きちんと言葉で伝えたことで理解してもらえたのかも!
その後のYさんとの会話で気を付けていること
私はYさんに「ネガティブな発言が多くて一緒にいると暗い気持ちになる」と言えませんでした。
その代わり自分の言動を下記のように意識的に変えてみました。
<Yさんと会話するときに気をつけていること>
- 自分から話題をふり、会話がネガティブな方向に向かわないようにする
- ネガティブな発言が多くなってきたら、さりげなく話の内容をかえる
- ネガティブな話題に共感しすぎない
これらのことを少し意識しただけで、ランチ中も会話がネガティブな方向に向かわず、以前のように楽しい話題ができるようになりました。
私は会話の全てが明るくポジティブなものである必要はないと思っています。
時には互いに愚痴ったり、不満を漏らしたりして息抜きをすることは必要ですよね?☺
ですがランチタイムにも仕事の愚痴やネガティブな話題ばかりが続くと、さらにストレスが強くなってしまいます。
他愛ない話で笑い合えた後の方が、リフレッシュできて気分転換になるわ!
今はYさんとそのような関係に戻れつつあります。
これはYさんがもともとは理性的で優しい人柄だったことも要因だったと思います。
追記;
この記事を書いてから3カ月経過した現在(2022年1月)もYさんとは程よい距離を保ちながら良い関係が続いています。一緒にランチをする回数は減りましたが、楽しい時間を過ごせるようになりました☺
本当に距離を置いた方がいい人とそうでない人
今回私はYさんとの関係で、アサーティブなコミュニケーションを試してみたいと思いました。
しかし現実には、さっさと距離を置いた方が良い相手もいます。
例えば…
- 人に対して敬意が全くない人
- 依存的でいつもお願い事ばかりしてくる人
- 暴力をふったり、暴言を吐いたりする人
- 感謝する心がない人
- 一方的に喋り続け、人の話を聞かない人
上記のような特徴をもった人とは、私はできるだけ関わらないようにしています。
間違って関わったとしても、すぐに距離を置きます。😣
Yさんと私の関係は「ネガティブ過ぎる」という点が問題だったのですが、一方で良い面もありました。
- 読書好きで知的好奇心旺盛なAさんから刺激をもらえる
- 自分とは全く違いう考え方を知ることができる
逆に言うとネガティブ過ぎると感じていること以外に、Yさんと距離を置きたい理由がなかったのです。
だからこそ私はYさんと一方的に距離を置くことを踏みとどまりました。
一刻も早く関係を断ち切った方が良い相手と、そうでない相手をしっかり見極めることも大切 なのかもしれない
今回のことで、そんな風に思った私です。
おわりに
Yさんと私の関係は適度な距離を保ちながら現在も続いています。
この先もYさんといい関係でいられるかどうかは、正直いって分かりません。😅
ですが一方的に距離を置いてしまう前に自分の気持ちを整理し、自分の状況を冷静に相手に伝えられたことは、私にとっては大きな進歩でした。
「アサーティブなコミュニケーションを身につけたい」と願っている私にとって、今回の試みは最初の一歩だったと思います。
直感的に「嫌だ」と判断するまえに、起きていることを冷静に把握して、よりよい人間関係をつくっていけたらなぁと思う今日この頃です。☺
ここまでお読み頂いてありがとうございました。
よろしければまたお立ち寄りください♪
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【職場の人間関係】シリーズの記事はこちら↓
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