本の紹介【アサーティブトレーニングガイドブック】円満なコミュニケーションとは?

本のこと

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「自分の意見を相手に伝えられずに、いつも我慢してしまう」

「相手の話を聞かずに自分の意見を通して、周囲との関係が悪化してしまう」

皆さんにはこんな経験はありますか?

私は自分の意見や考えを人に伝えるのが苦手で、我慢の限界までストレスをためてしまうことがあります。

そして周囲の人に自分の意見や状況を伝えないことで、勘違いされることもしばしば。

もっと自分の意見を伝えながら、良いコミュニケーションをつくるにはどうしたらいいんだろ?

漠然とそう感じていいたときに、偶然アサーティブ(assertive)という言葉と出会いました。

アサーティブとは

相手の気持ちを尊重しつつ、自分の意見を率直に主張できる状態

今回は私が読んだ「アサーティブトレーニングガイドブック」という本のご紹介です。

そして私がこの本を手にとるまでの人間関係の失敗や体験もお話します。

  • タイトル …「アサーティブトレーニングガイドブック」
  • 著者 … 海原 順子
  • 出版社 … ㈱金剛出版
  • 発行日 … 2019年8月30日
  • ページ数 … 139ページ

この本はこんな人におすすめです

  • 家庭や職場の人間関係をもっと良くしたい人
  • いつも我慢をしずぎてストレスをためてしまう人
  • 自分の意見を言うことが苦手な人
  • 相手の意見を聞くのが苦手な人
  • 「アサーティブ」について興味がある人

「アサーティブトレーニングガイドブック」のご紹介

アサーティブとは

この本の冒頭でアサーティブの概念はこう書かれています。

  • 正直に居心地よく自分の気持ちを表現すること
  • 他者の権利を否定せず尊重しながら自分の権利を伝えること

アサーティブは1980年頃から欧米の女性を中心に注目されている概念で、日本では男女雇用機会均等法のスタートとともに知られるようになりました。

(※男女雇用機会均等法…1986年施行)

しかし日本では一般に浸透しないまま時が過ぎてしまいました。

それは日本に昔からある社会概念がその一因だと、この本では言及しています。

「女性は従順なのが一番」

「にっこりして嫌な顔をしないのがいい女性」

「自己主張は嫌われる」

確かに私の職場でも、このような価値観は今でも根付いているわ…

昔と比べて現在はハラスメントやジェンダーに関する差別が厳しくなり、女性が活躍しやすくなりました。

ですが上記のような社会概念は、今でも多くの日本の家庭や職場に根付いているのではないでしょうか?

さまざまなコミュニケーションスタイル

逃避…断ることができずにその場から「逃避」する

  • その場しのぎはできても、根本的な解決にならない 
  • 自分が本当にやりたいことができずに、納得がいかない人生になってしまう

服従と妥協…我慢して相手の要求を受け入れて従う

  • 我慢した気持ちやイライラで相手に怒りを感じてしまう
  • 相手と対等な関係ではなく心に不満を残してしまう

アサーティブ…自分の状況を率直かつ柔らかい表現で相手に伝え、可能なら代替案を提示する

  • 自分にとっても相手にとっても円満なコミュニケーションをとることができる

一方で相手を支配して服従させるというスタイルもあります。

「自分の意見ばかりを通して、いつも相手に従わせる」というものです。

これでは人と円満な関係を築くことはできません。

気づけばいつもひとりぼっち…なんてことになってしまわないように、気をつけたいですね💦

アサーティブになるための手順

この本ではアサーティブになるために必要な三つのスッテプが書かれています。

  • 第一ステップ …何が起こっているかを認識する
  • 第二ステップ …それに対し自分がはどう感じているのかを明確にする
  • 第三ステップ …どのような変化を望むのかを考える(どうしたいかを明確にする)
  • 最初から波風が立たないようにと考えるのではなく自分がそれをどう感じ、どうしたいかを自身に問いかける
  • 最初に「直感的に嫌だ」と思わないこと
  • 怒りや激しい感情が起こったときは、深呼吸をして落ち着いてから誠実に話すこと
  • 言い訳や自己弁護は不要

なるほど!

まずは冷静に事態を把握して、自分の気持ちを確かめるんですね。

当たり前のことのようだけど、今までできていなかったかも💦

この本ではさらに「アサーティブになるために必要な覚悟」「アサーティブに批判を受け止める」ことについても言及しています。

ご興味のある方はぜひ読んでみてください。☺

この本で印象に残ったポイント

私がこの本を読んで、とくに印象に残ったことがあります。

それは誰かに自分の意見を伝えるときYouメッセージをIメッセージに変えるということです。

つまり主語を「あなた」から「私」に変えること。

Youメッセージとは「あなたのせいで」「あなたがそうだから」という言葉で始まるもの。

たしかにこう言われると、責められている気分になっちゃう💦

例えば待ち合わせに遅れてきた相手に…

「あなたが遅れるから」と話しだすより

「私、ずいぶん待ったわ」と言う方が、相手との会話がスムーズに運ぶ、というものです。

たしかにIメッセージで言われた方が、素直に「ごめんね」と言えるかも!

簡単なことのようですが、私はこれを読んで「なるほどね~」と目からうろこでした。

これならすぐに実践できそうなので、アサーティブを身につける最初の一歩になるかな?と思っています。☺

この本を手にとったきっかけと気持ちの変化

無自覚のうちにストレスをためてしまう癖

私は職場で上司や同僚に自分の意見や考えを伝えるのが苦手です。

つい我慢をし、無自覚のうちにストレスをため込んでしまいます。

(まさしく上記の「服従と妥協」というコミュニケーションスタイルですね😲)

過度なストレスによって体の不調を感じ始め、ようやく「もうこれ以上はムリだ」と気がつきます。

思考停止状態に陥り「ここからもう逃げたい」という思いが強くなり、

ある日突然、上司に退職を申し出る、なんてこともありました。

こうして私は無自覚のうちに「服従と妥協」→「逃避」へとステップを踏んでしまっていたのです。

そんな私に周囲の人はたいてい驚く

自分にとっては、段階を経て退職を申し出たつもりでも、

周囲の人々には「突然どうして?」と思われてしまいます。

そんなに我慢していたなんて全然気づかなかったよ💦

もっと早く言ってくれたら良かったのに …

私が退職を申し出るまで自分の意見や気持ちを周囲に伝えてこなかったことで、周囲の人々を驚かせてしまっていたのです。

思考停止状態になるまでストレスをためてしまう前に、もっと周囲の人々に自分の状況や考えを伝えていたら、別の解決策があったのかもしれません。

アサーティブを知り客観的に自分を見つめられた

アサーティブという概念を知ってから、私はようやく自分のことを客観的に見られるようになりました。

それまで漠然としていたモヤモヤの正体がはっきりと分かった気がしたのです。

私もアサーティブなコミュニケーションを身につけたい !

そう思い、この本を手にとりました。

本を読んでみると、それまでの自分のコミュニケーションスタイルの癖を自覚することができました。

そして普段の生活の中で人と接していると…

「あっ!今、私は「逃避」をしようとしているな」と気づくようになり

アサーティブな関係をつくるために、どんな言葉をかければいいだろう?

と考えるようになりました。

アサーティブコミュニケーションが上手い人の共通点

不思議なものでこの本を読んでから、私の周りにもアサーティブなコミュニケーションをしている人々がいることに気づくようになりました。

そんな彼らを観察していると、共通点があります。

  • 相手から何かを依頼されたときに、自分の状況を友好的に伝えている
  • できることは快く引き受け、できないことはできない理由を伝えている
  • 自分の状況を伝えたうえで、相手の話もよく聞いている
  • 相手と意見が違った場合は「私はこう思うが、○○さんはどう考えますか?」と相手の意見を引きだす
  • お互いの妥協点を上手く見つけながら、自分にも相手にも良い結論へと導く
  • 一方的に自分の意見だけを押し通さない
  • 理性的であり、誰とでも友好的な関係を築く

きっと皆さんの周りにも上記のような特徴を持った方がいるのではないでしょうか?

自分の身近な人を改めて観察してみると、案外新しい発見があるかもしれません。

私が実際に同僚とアサーティブなコミュニケーションを試みた体験記です↓

おわりに

日本の社会には長らく浸透しなかった「アサーティブ」ですが、近年では多くの書籍が出版され、企業の研修などにも取り入れられています。

私は偶然「アサーティブ」という言葉と出会い、この「アサーティブトレーニングガイドブック」を手にしました。

この本を読むにつれ、それまで自分が抱えていたモヤモヤした気持ちが、はっきりと言語化されたように感じたのを覚えています。

もちろん、本を読んだからといってすぐにアサーティブになれる訳ではありません。

ですが自分のコミュニケーションスタイルの癖を自覚し、改善点が分かっただけでずいぶん楽になりました。

このブログがアサーティブという概念を知り、より良いコミュニケーションを築くためのお手伝いになれば嬉しいです。☺

ここまでお読み頂いてありがとうございました。

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