こんにんちは。
40代独女のMOMOです。(プロフィールはこちら)
* * * * *
2023年春、40代の半ばで転職することになりました。
年収は現在の職のおよそ1.5倍になります(専門職ではありません)
40代の転職活動。採用内定までの道のりは決して楽ではありませんでし💦
何度も失敗してようやく納得がいく転職が決まりました!
「40代で転職なんてムリ。今のまま我慢するしかない」
「40代の転職は厳しい。今より収入が下がるかも」
この記事は40代の転職に不安や悩みを感じている方に向けた私の体験談です。
今回は40代(地方住まい)の転職活動の現実と、採用内定を勝ち取るまでにやってしまった失敗の話です。
「転職活動でこれだけはやっちゃいけない」ことを無自覚で山ほどやっていた私…
私の失敗の数々が転職を考えてる同世代の方々の参考になれば嬉しいです
この記事ではこんなことが分かります☺
なんか書く
地方住まい40代の転職活動の現実
特別なスキルやキャリアがない地方の40代の転職についての体験代です。
「その道のプロ」とか「都会のバリキャリ」などの専門職ではない
田舎暮らしの普通の40代のリアルな転職活動をお話しします
専門職ではない40代独身の私の場合
転職前と転職後の条件はどう変わる?
【転職前】
- 雇用形態:非正規雇用
- 分野:教育系(従業員数は約500名)
- 職種:総務・人事
【転職後】
- 雇用形態:正規雇用(ただし1年間の試用期間あり)
- 分野:医療・福祉系(従業員数はグループ企業を含め約800名)
- 職種:総務・経理
今回の転職で年収はおよそ1.5倍になります
これまでのキャリアとスキルは?
【仕事の経歴】
- 経理事務…約10年
- 総務・人事労務…約5年
- 接客業(お花屋さん)…約7年
【スキル・資格】
- 日商簿記検定1級(学生時代に取得)
- TOEICスコア710点(40代で取得)
※この他に学生時代に取得した税務関係の資格もあり
学生時代に簿記を学び20代で経理の仕事を経験したものの、はっきり言ってどれも中途半端…
40代で「専門職」と言えるほどのスキルを身に着けてきませんでした
ひと言でいうと「器用貧乏」なタイプの私。
どの仕事もソコソコこなせるのですが、これといった専門性がないのが弱点。
こんな状態で40代での転職に挑みました。
働きながら転職活動。内定までに何社受けた?
働きながら約3年間の転職活動期間中に8社受けました。
8社目に採用が決まりました。(7社は不合格)
40代での転職活動は厳しいと覚悟していましたが、やはり厳しかったです。
不採用が続き自己肯定が下がる
転職活動をした約3年間で、7社の不採用通知を連続でもらったわけですが
自己肯定感がモーレツに下がりました。😨
不採用通知を受け取るたびにメンタルを維持するのが大変でした💦
なんとか気持ちを立て直し、3年かけて地道に転職活動を続けました
最初の1社、2社目はまだ気持ちに余裕があるのですが、
5、6社、7社と続けて不採用通知を受け取るたびに
「私の価値ってこんなに低いんだ…」
「転職なんて一生ムリ。今の職場でガマンするしかないのかも」
こんな調子で落ち込んでしまい、メンタルを維持するのが大変でした💦
不採用が続いたとき、どうやって乗り越えたのか
まず不採用通知を受け取ってから1週間くらいは気がすむまで落ち込んで、
現実逃避をし、好きなことだけやって過ごしていました。😅
メンタルが安定し、不採用の現実を受け止められるまで回復したら、
少しでも自分の価値を上げるための努力をする期間と割り切って、
本を読んだり、英語の勉強をしたり、頑張っている人と会ったりして
少しでも自分の価値を上げるための行動をするようにしました。
「努力してもどうせムダ!」と思う後ろ向きな気持ちにフタをして、できることを地道にコツコツ続けていました
転職活動でやってしまった失敗
仕事選びの失敗
自分がどうしたいのか分かっていない
「自分がどんな風に働きたいのか」
最初は今の職場から逃げ出したいだけで転職を考えていたので、自分の方向性を全く考えていませんでした。
途中でそのことに気づき、自分がどような形で働きたいのか自問自答しました。
(たとえばこんな選択肢↓)
- 将来性のある分野で正規雇用で働きたい
- ある程度自由な時間を確保しながら働きたい
- フリーランスで働きたい
- 個人事業主として働きたい
副業で多少の収入もある私は「個人事業主になる」という選択も視野に入れましたが、以前から興味のあった分野で雇用されて働くことを選択しました
条件だけで仕事を選ぶ
とにかく転職したかった当初は、条件のいい仕事だけを探していました。
「給与」「勤務時間」「年間休日数」「福利厚生」など。
条件だけで仕事を選んでいるので、「ここで働きたい」という熱意が持てず、
採用内定どころか、書類審査で落とされ面接に至らないことが多かったです。
条件は大切だけど、それだけで選ぶとその姿勢が企業側にも伝わるのかな?
「ここで働いてみたい」と思える気持ちがあることも大切なのかもしれません
心がまえの失敗
自分の市場価値を理解しておらず危機感がない
30代と40代の中途採用の場合は、経験や即戦力を求められることが前提です。
そして同じような経験がある場合は少しでも若い方が有利なのが現実…
40代でこれといった専門的な仕事を身につけてこなかった私。
自分の市場価値が30代の頃と比べ下落していることに気がついていませんでした。
「現状維持は劣化すること」そのことを思い知らされました💦
企業が求めている人材と自分のギャップを理解していない
こんなふうに自分側の視点でばかり転職先を探していたので、
「企業側が求める人材」を理解していませんでした。
理解していないというか考えてすらいない…(最悪ですね😅)
40代の転職活動に限らずですが、まずは自分目線から企業側の視点に変えて、
「どんな人材を採用したいか」と考えること大切だと実感しました。
視点を変えたことで、企業側が求める人材を意識した転職活動をすることができました
過去の履歴書や職務経歴書の内容をそのまま使う
応募の際に企業側から提出を求められる履歴書や職務経歴書。
過去作成した履歴書や職務経歴書のデータが残っているので、
それらを適当にカスタマイズして使いまわしていた私…
お恥ずかしながら誤字・脱字がある書類をそのまま提出していました。
これでは書類で落とされて当然ですね。
とくに職務経歴書は自分をアピールするための書類なのにこれはマズい💦
何度か失敗を繰り返した後、見やすく分かりやすい形式に大幅に修正しました
面接での失敗
対策なし(ノープラン)で面接にのぞむ
せっかく書類審査を通過し、面接の機会を得たにもかかわらず
対策を考えることなく、ほぼほぼノープランでのぞんでいました。
そもそも面接の対策の仕方が分からなったのです。
これはいけないと思い、一年発起し2022年12月にリベシィティ(リベラルアーツ大学)に加入しました。
リベシィの「転職力チャット」の面接対策シートを使い、面接にむけて入念な対策をしました
結果、8社目で採用が内定しました!
「なぜここで働きたいか」という熱意がない
「どうしてもここで働きたい」という熱意を企業側に伝えることができませんでした。
理由は、なぜここで働きたいのか自分でも分かっていないから。
ただ現状から逃げたい気持ちで、条件の良さそうな企業を選んでいるのですから当然かもしれません。
面接する側の方にも見抜かれてしまい、せっかくの面接の機会をムダにしていました
企業の特徴を理解していないので、質問に答えられない
採用して欲しくて、面接を受けているにも関わらず企業の特徴をよく理解していませんでした。
もちろん最低限の準備はしていたのですが、突っ込んだ質問をされると返答することができず、
面接の場で準備不足が露呈してしまうこともありました。
企業側も相手を見抜こうと必死な面接の場で、フワフワした状態の私
とても失礼な態度だったと後で気づかされました…
企業側に自分を雇うメリットを伝えられない
面接では企業側が自分を雇うメリットを伝えなければいけません。
- こんな風に売り上げをあげられる
- こうすることで業務改善ができる
- この経験を役立たせて即戦力になれる など。
自分を雇うメリットを企業側に伝えることができず、さらに言うと、
伝えられていないことにすら気がつかないまま面接を終えていました。
40代の転職活動は、20代、30代に比べ年齢のハンデがあります
自分を雇うメリットを明確に伝えることができなければ、採用内定を勝ち取るのは難しいんですね💦
おわりに
私の転職活動を振り返ってみると、自分が情けなくなるくらい愚かだったと思います。
今思うと採用されなくて当然の行動をしていたのに、不採用通知を受け取るたびに
ひどく落ち込んでいたのですから呆れてしまいますね😅
40代の転職は厳しいと感じましたが、それはこちら側の姿勢にも問題があったからに他ならないのです。
お恥ずかしい失敗の数々を書きつられて参りましたが、転職活動でムダな時間を費やさないために、
この記事を読んでくださるどなたかの方のお役に立てれば嬉しいです。
(この記事は転職が決まり、現職の休暇中に書いています。私の転職が成功だったかどうかは新しい職場で実際に働いてみないと分かりません。その様子もこちらのブログで引き続きお伝えしていきます☺)
転職後2か月の体験談はこちら↓
* * * * *
ここまでお読みいただいてありがとうございます。
よろしければまたお立ち寄りください♪
↓ポチっとして頂ければ嬉しいです↓
コメント