転職活動の体験談②40代、転職後2か月の本音と心境の変化 現実は?

人間関係・体験談

こんにんちは。

40代独女のMOMOです。(プロフィールはこちら)

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2023年春、40代半ばで転職をしてから約2か月が過ぎました。

転職活動の失敗現実はこちらの記事をどうぞ↓

たくさんの失敗を繰り返し、ようやく手にした採用内定。

転職して2か月後の今の段階で「転職して良かった」と思っています。

しかし転職することが必ずしも成功とは限りません。

企業や組織の社風や人間関係は実際に働いてみないと分からないから。

今回は40代半ばで転職し2か月が経過した、今の本音と心境の変化をお話します

40代で転職してみて分かったこともお話します。

これから転職をする方や、転職を考えている方のご参考になれば嬉しいです♪

転職して1カ月目の本音と心境

最初の1カ月は「後悔」しかなかった

転職してから最初の1カ月はとにかく「後悔」しました。

転職先が初めて経験する業界だったこともあり、驚くことばかり…

苦労してやっと転職したのに、「こんなはずじゃなかった…」と思う日々。

今の職場に不満を持っているけど、転職できないでいる人の理由のひとつは、

転職したら後悔するかもしれない。と思うからかもしれませんね。

転職にはリスクがつきもの。私も転職して最初の1カ月は後悔の方が大きかったです

新しい環境や人間関係に馴染むのに必死

転職して後悔した理由は新しい環境に慣れていないから

職場の雰囲気やルール、人間関係に馴染むのに苦労しました。

知らない人の家に放り込まれたような違和感と疎外感を感じてしまったんですね。

それまで良くも悪くも慣れ親しんだ転職前の職場から離れ、

違う環境でいちから人間関係を築くのですから当然かもしれません。

転職先の職場は幸いにも和気あいあいとした雰囲気だったのですが、それでも最初は馴染めず違和感を感じていました

自分のペースで仕事ができずストレスがたまる

転職してしばらくは業務の引継ぎや覚えることがたくさんあります。

担当する業務の全体像が見えていないので、ペースがつかめません。

仕事の段取りをコントロールできないことは予想以上にストレスがたまるんですね。

毎日が緊張状態にあるので、1日の仕事が終わるとぐったりする日々がつづきました💦

以前の職場の方が良かったような気がして比較してしまう

不慣れな環境やストレスから転職したことを後悔しはじめると、

以前の職場の良かったところばかりが思い出されます。

「居場所を変えたい」と強く望んで、苦労して転職したにもかかわらず、

慣れない環境や仕事に疲弊してしまい、転職を後悔してしまいました。

人は変化を嫌う生き物。

悪い環境でも、その場に居続けてしまうのは「不満があっても慣れているから楽」という心理かもしれません

転職して2カ月目の本音と心境

業務の流れが見えてきて、ペース配分ができるようになる

事務職の仕事は、1か月・1年単位で同じサイクルを繰り返すことが多いです。

そのため2か月目からは仕事の流れがつかめるようになり、

徐々にペース配分ができるようになってきます。

業務の流れがつかめてきたことで1か月目に感じたストレスはかなり軽減しました

新しい環境や慣習になれ、心に余裕がうまれる

転職先の医療業界は一般企業と比べて独特の文化があります。

ハッキリいって、医療業界は予想以上にアナログでした。

当たり前のように今でもFAXが使われており、紙ベースでのやりとりが多い…

しかもそのことに疑問を感じている人が少ない。

ほかにも驚くような(古い)慣習が今でも残っています。

しかし私が所属する部署の人間関係は良好なこともあり、

2か月目でようやく心に余裕がうまれてきました。

アナログな環境に慣れたことが良いことかどうか正直わかりません

でも心に余裕がうまれたのは確かです

仕事を覚えたことで「役に立っている」と思えるようになる

転職をして2か月がすぎ、それまでなんの役にも立てていなかった自分が

「私も役に立っている」と、少しずつ感じられるようになってきました。

自分の仕事だけでなく、ちょっとした雑用なども対応できるようになり、

「おんぶにだっこ」の転職直後の状態から一歩すすんだことで、

自己肯定感があがったのだと思います。

自分が誰かの役に立っていると感じることって大事なんだな~と実感しました

違和感がへり「ここが自分の居場所だ」と感じられる

当初は違和感しかなかった転職先の職場。

他の同僚たちが和気あいあいと盛り上がっていても、自分だけ蚊帳の外にいるような気がしていました。

そんな状態で1か月を過ごしましたが、2か月目のある日、

同僚たちとちょっとした出来事で自分も一緒に笑いあっていることに気がつきました。

「ここが今の自分の居場所なんだな」と初めて感じた瞬間でした。

自分が職場の雰囲気や仕事・人間関係に慣れたことが大きいですが、

若くはない新入社員を迎え入れた転職先の上司や同僚たちの私に対する警戒心が薄れたことも大きいと思います。

転職にかぎらず新しい環境や人間関係に慣れるには、ある程度時間が必要なんですね!

40代で転職してみて分かったこと

「現実は甘くない?」変化に適応するまで時間がかかる

若い頃から何度か転職を経験してきた私。

40代での転職は今回が初めてです。

環境適応能力は高い方だとタカをくくっていたましたが、現実は違いました。🤣

20代・30代の頃に比べ、新しい職場の環境や人間関係に慣れるまで変化に慣れるのに時間がかかりました。

40代の転職は思っていた以上に忍耐が必要なんですね…

「最初は警戒される」受け入れる側も新入社員を警戒している

新しい環境に飛び込むのは、最初は誰でも不安に感じてしまうもの。

私も転職直後はどんな雰囲気か分からず警戒していました。

しかし警戒しているのは私だけでなく、受け入れる側も同じなんですね。

新卒採用の新人ならまだしも、40代の新入社員を迎えるのですから当然です。

受け入れる側からしてみれば、もしかしたらとんでもなく面倒くさい癖を持っているかもしれないと警戒してしまうのでしょう。😅

逆の立場だったら私も警戒します。40代の新入社員…

相手も自分を警戒していると自覚しておくことも大切かもしれません。

2か月がすぎて互いの警戒心が薄れてきたのは、ちょうどよいペースだと思っています

最初から距離を詰めすぎると、かえって相手に警戒されてしまいますから💦

「上司は年下」謙虚さ相手に対する敬意があれば大丈夫

40代で転職するからには「上司が年下」ということもあります。

私の場合、上司は年上(ほぼ同世代)ですが仕事を教えてくれる同僚は二回り近く年下です。

若い彼らと40代の自分では経験値が違うため、ときには「要領が悪いな…」と感じることもあります。

ですがそんな彼らをバカにするのはご法度です。

謙虚さと相手に対する敬意をもって接することで、それが相手にも伝わるのではないかと思います。

幸いにも転職先の若い同僚たちは、優しく純粋な人が多く助けられています

「職場の困った人」はどこでも一定の割合で存在する

これまでいろんな業界の仕事を経験してきた私。

不思議なことに「いい人」と「癖のある人」または「仕事ができる人」と「仕事ができない人」などの

いわゆる「職場の困った人」はどこの職場にも一定数は存在すること。

転職経験がない(または少ない)上司や同僚たちの

〇〇さんは本当に困ったもんだ。安心して仕事を任せられないよ

どうして〇〇さんは、こんなこともできないのかしらこっちのストレスがたまるわ

などという愚痴や不満を耳にすることがあります。

しかし、どこの職場でも「困った人」は一定の割合で存在するのです。

「相手を変えようとするより、自分の考え方や環境を変える方が楽なのに」

と、上司や同僚の会話を耳にするたびに心の中でつぶやいてしまいます。

「柔軟性」が大切。いつでも環境の変化に対応できる自分でいる

40代で転職してみて痛感したことは「柔軟性が落ちている」こと。

ずっと同じ環境にいたら気づかなかったかもしれません。

経験や年齢を重ねるごとに、自分のやり方や価値観にこだわってしまい、

知らず知らずのうちに柔軟な考え方ができなくなっていました。

「環境はいつ変化するか分からない。いつでも対応できる自分でいよう」

と、今回の転職を経験して肝に銘じることにしました。

「ベストではないけど前進した」転職にはリスクをとる覚悟をもつ

正直いって今回の転職が胸をはって成功だったとは思っていません。

ですが一歩踏み出したことで、少なくとも以前の職場環境より前進したと感じています。

それは周囲にいる人たちから受ける影響が好転したことと、

収入がアップし金銭的な余裕ができたことが大きいと思います。

転職にはそれなりのリスクが伴います

それでも自分がいる環境を変える努力をしたことは間違ってなかったと思っています。

おわりに(咲く場所は選びたい派)

「置かれた場所で咲く」or「咲く場所は自ら選ぶ」

人はおおまかに2つのタイプに分かれるといわれます。

若い頃からだんぜん後者のタイプだった私。

今から約5、6年前「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子 著)という本が流行しました。

流行りにのって読んでみましたが、ちっともピンとこなかった…

当時の風潮はまだ、どんな環境でも同じ場所に居続けることが良しとされていた気がします。

あれからたった数年で、日本企業の終身雇用制度は終わりへと向かい、転職や副業が当たり前の時代になりました。

同時に「咲く場所は自ら選ぶ」という考え方が世間に認知されるようになり、

私のようなタイプも以前と比べ生きやすい時代になったと喜んでいます。

このブログを読んでくださっている30代後半~50代前半の方々のなかには、

私と同じように感じている人も多いかもしれませんね。☺

40代の転職は一筋縄ではいきませんが、いつでも「咲く場所を選べる自分」でいたいと思う今日この頃です。

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ここまでお読みいただいてありがとうございます。

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