こんにんちは。
アラフォー独女のMOMOです。(プロフィールはこちら)
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2022年6月某日、2年半ぶりに上京し、東京上野で美術館・博物館めぐりをしてきました。
1日に3館をめぐる弾丸ツアー。
国立西洋美術館・東京国立博物館・東京都美術館で久しぶりに文化のシャワーを浴びまくってきた私。
今回は約1年間の改修工事を終え、2022年4月9日にリニューアル・オープンした
国立西洋美術館をご紹介します!
休館中に行われた前庭の改修工事では、屋外に展示されたロダンの彫刻
《考える人》《カレーの市民》の配置など、
開館当時の設計の意図を組んだものに改修されました。
国立西洋美術館の企画展<自然と人のダイアローグ展>を中心に写真でご紹介します♪
国立西洋美術館
国立西洋美術館とは?
- 1959年(昭和34年)に発足・開館した、東京都台東区の上野公園内にある、西洋の美術作品を専門とする日本で唯一の美術館
- 本館は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として世界文化遺産に登録されている
- 実業家松方幸次郎が20世紀初めにヨーロッパで収集した印象派などの19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションがコレクションの基礎となっている
国立西洋美術館の公式YouTubeチャンネルはこちら
リニューアルオープン記念<自然と人のダイアローグ展>
国立西洋美術館のリニューアルオープンを記念した展覧会「自然と人のダイアローグ」展は
ドイツのフォルクヴァング美術館と国立西洋美術館のコラボを楽しめます!
- 会期:2022年6月4日~9月11日
- 料金:一般¥2000 大学生¥1200 高校生¥800 中学生以下:無料
※詳しくはこちら
- 左:モネ「睡蓮」(国立西洋美術館所蔵)
- 右:ゴッホ「刈り入れ」(フォルクヴァング美術館所蔵)
フォルクヴァング美術館とは
- ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州エッセンにある美術館
- 1906年に創設された美術収集家カール・エルネスト・オストハウスの個人美術館と、エッセンの市立美術館が統合され、1922年にフォルクヴァンク美術館が出来上がった
同時代を生きた実業家、松方幸次郎(1866-1950)とカール・エルネスト・オストハウス(1874-1921)の個人コレクションをもとに創立された、2つの美術館のコレクションがみれるんですね!
<自然と人のダイアローグ展>作品を写真で紹介
パンフレットのクロード・モネの「睡蓮」の実際の写真がこちら↓
※写真はリニューアルオープン前の常設展で撮影したものです
パンフレットになったもう一枚で、今回の展覧会の目玉作品はドイツから初来日した、
フィンセント・ファン・ゴッホのこちらの作品です。↓
「刈り入れ」~刈り入れをする人のいるサン=ポール病院裏の麦畑
点描画の巨匠、ポール・シニャックの作品も両館の作品が並んでいました。
こちらは国立西洋美術館所蔵の「サン=トロぺの港」↓
こちらはフォルクヴァング美術館所蔵の「ポン・デ・ザール橋」↓
美しく印象的だった点描画のもうひとつの作品は、ベルギーの画家、
テオ・ファン・レイセルベルヘの「ブローニュ=シュル=メールの月光」↓
今回の展覧会で私がとくに好きな作品は、マックス・リーバーマンの「ラーレンの通学路」↓
木漏れ日のなかを駆けていく、少女たちの笑い声が聞こえてきそう!
ギュスターヴ・クールベの「波」は両館の作品が並んで展示されていました。↓
国立西洋美術館所蔵の「波」は過去に常設展でみたことがありますが、
今回ドイツからやってきたクールベの「波」との対比が面白かったです。
最後は「自然と人のダイアローグ」展のパンフレットや、特設ホームページのバナーに使用されている作品を2つ紹介します。
こちらはドイツ出身の画家、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの「夕日の前にたつ女性」です。↓
ポール・ランソンの「ジキタリス」です。↓
※写真はリニューアルオープン前の常設展で撮影したものです
<自然と人のダイアローグ展>感想・見どころ・ポイント
- 2つの美術館のコレクションから、自然と人と風景の繋がりがたのしめる
- 作品から受ける印象を自身と対話しながら、想像が膨らんでいく
- できれば人が少ない平日がおすすめ!(会期後半は混雑する傾向にあるので注意)
- 作品数が多い!(100点以上)アートの世界を十二分に堪能できる
- ドイツのフォルクヴァング美術館のコレクションを鑑賞できる貴重なチャンス
- 国立西洋美術館の所蔵作品は展覧会終了後に常設展でも観れるかも(?)
- 「自然と人のダイアローグ」展のチケットで常設展も鑑賞できます!
写真ではお伝えできない本物の絵画の魅力にふれたい方はぜひ、
リニューアルオープンした国立西洋美術館を訪れてみてください♪
おわりに(実は西美の常設展を紹介したかった話)
ここまで国立西洋美術館の企画展<自然と人のダイアローグ展>のご紹介をしてきましたが、
じつは国立西洋美術館は常設展がスゴイんです!😲
今回私が上野を訪れた目的は、2年半ぶりに国立西洋美術館の常設展を鑑賞するためと言っても過言ではありません!
今回の記事で企画展と常設展の両方をご紹介する予定でしたが、
(力つきたので)別の記事で国立西洋美術館の常設展をご紹介したいと思います。
(ちなみに今回ご紹介した自然と人のダイアローグ展の国立西洋美術館所蔵の作品はリニューアルオープン前は常設展で展示されていました。)
自然と人のダイアローグ展の会期中に足を運べない方も、会期終了後には、
国立西洋美術館の所蔵作品は、あとで常設展で観れるかもしれませんね。😊
ブログ更新しました!常設展の魅力はこちら↓☺
ようやく人の移動がスムーズにできるようになり、久しぶりに美術館めぐりを堪能し、
アートを満喫できるようになったことを喜ぶ今日この頃です♪
この記事で紹介した上野駅のトイレのおみくじも健在でした☺↓
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
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