こんにちは。
アラフォー独女のMOMOです。(プロフィールはこちら)
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すっかり秋めいてきた今日この頃🍁 もうすぐ秋のお彼岸ですね。
そんな秋の日に、もと花屋店員だった私がおすすめの
秋の和の花12選を花言葉を添えてご紹介します。
春と秋の年に2回のお彼岸はそれぞれ「春分の日」と「秋分の日」を中日とし
その前後3日間を含めた合計7日間がお彼岸の期間となります。
「スーパーの店頭におはぎ(ぼた餅)が並ぶ時期=お彼岸」と私は認識しています。😅
2022年の「秋分の日」は9月23日です。
「秋分の日」の前後3日間を含めた9月20日~26日が今年の秋のお彼岸になります。
(日本では古くからお彼岸にご先祖様に花を添えて供養する風習があります。)
また日本画の題材として描かれることが多い和花は
楚々とした可憐なたたずまいが、洋花にも負けない魅力があります。
こちらの記事はこんな人におすすめです。
- お花が好きな人
- 季節のお花や花言葉を知りたい人
- お彼岸に和花を飾ってみたい人
- 日本画に興味のある人
Foreigners who are interested in Japanese flowers are also welcome to take a look.😉
撫子(なでしこ)
花言葉 …「無邪気」「純愛」「貞節」
撫子(なでしこ)は、「万葉集」にも詠まれるほど、古くから日本にあるお花です。
浴衣や着物のモチーフとしても人気で、馴染みのあるお花のひとつ。
日本女子サッカーチームの「なでしこジャパン」でも有名なお花ですね。⚽
桔梗(ききょう)
花言葉 …「気品」「変わらぬ愛」 「誠実」
桔梗(ききょう)はその美しい花姿から、多くの武将の家紋としても用いられてきました。
明智光秀や加藤清正らが桔梗紋と言われる家紋を使用していたことで有名です。
床の間などに、一輪挿しにシンプルに活けても様になる美しいお花のひとつです。
吾亦紅(われもこう)
花言葉 …「変化」「愛慕」 「移り行く日々」
代表的な野花の吾亦紅(われもこう)は、2007年に歌手の杉本正人さんが歌った「吾亦紅」がヒットしたことでも有名になりましたね。
変化を表す花言葉が多いのは、上から下に向けて順番に咲いていくことから由来しているのだとか。
控え目だけど、よい味を醸しだすワレモコウは秋の花飾りの名わき役としても活躍してくれます。
杜鵑草(ホトトギス)
花言葉 …「永遠にあなたのもの」「秘めた意志」 「永遠の若さ」
まるで昭和の女性のような(?)花言葉を持つ杜鵑草(ホトトギス)は日本の特産種です。
山に自生していることが多い、ユリ科の多年草のホトトギス。
茶花としても人気のあるお花で、生産量は少ないものの市場でも出回ることもあり、私も花屋時代にお客様からのご要望で何度か仕入れたことがあるお花です。
※茶花(ちゃばな)…茶道において茶席で飾るお花のこと
秋桜(コスモス)
花言葉 …「調和」「謙虚」 「乙女の真心」
秋を代表する野花でもある秋桜(コスモス)は、9月~10月に見ごろを迎えます。
このブログを読んでいる皆さんの地域にも、各地に見事なコスモス畑が見られるのでは⁉
遠目から眺めても美しいコスモスですが、 その繊細な花びらは近くで愛でても美しいお花です。
都忘れ(みやこわすれ)
花言葉 …「しばしの別れ」「また会う日まで」 「短い恋」
ちょっと切ない名前と花言葉をもつ都忘れ(みやこわすれ)ですが、小さな紫色のお花がとてもかわいいので、今回のラインナップに登場してもらいました。(笑)
都忘れ (みやこわすれ) の名前の由来は鎌倉時代まで遡ります。
承久の乱で敗れた順徳天皇が佐渡に流刑され、佐渡で咲いていた可憐な花を眺め、都への思慕を和歌に詠んだという伝説から名付けられました。
(そんな伝説をもつミヤコワスレは歴女・歴男の方にもおすすめのお花です。☺)
女郎花(オミナエシ)
花言葉 …「美人」「はかない恋」 「親切」
日本で古くから親しまれる女郎花(オミナエシ)は奈良時代の「万葉集」、平安時代の「源氏物語」などの多くの文学作品にも登場するお花です。
千年以上の時をへても、変わらず人々に愛される可憐な日本のお花です。
秋明菊(しゅうめいぎく)
花言葉 …「忍耐」「淡い思い」 「薄れゆく愛」
都忘れをさらに上回る、切ない花言葉をもつ秋明菊(しゅうめいぎく)の登場です。😅
花言葉とは裏腹に、白やピンクのお花がかわいい秋明菊は、和風の庭にも洋風の庭にもよくマッチし、ガーデニングにも人気のお花です。
名前に「菊」がつくのでややこしいですが、アネモネなどと同じキンポウゲ科のお花です。
萩(はぎ)
花言葉 …「内気」「思案」 「柔軟な精神」
マメ科の萩(はぎ)は丸い小さな葉と、風にゆらゆら揺れる蝶のような形のお花が特徴。
枝垂れる枝と、下を向いて咲く控え目な花が花言葉の由来なんだとか。
日本画の題材としても頻繫に描かれてきた、日本の秋の風情を感じるお花です。
金木犀(きんもくせい)
花言葉 …「謙虚」「気高い」 「陶酔」
秋になると、どこからともなくふんわり漂う金木犀(きんもくせい)の香りに郷愁を感じる方も多いのでは?
その香りの良さから街路樹や庭木としてだけでなく、お茶や香味料としても用いられる馴染みの深い秋のお花のひとつです。
竜胆(りんどう)
花言葉 …「勝利」「誠実」 「あなたの悲しみに寄り添う」
桔梗(ききょう)と間違われることが多いですが、竜胆(りんどう)です。
花言葉の由来は、竜胆(りんどう)の根が薬用にも用いられることから“病に打ち勝つ”という意味があるのだとか。
また群生せずに単独で自生することから、悲しみに寄り添うという花言葉もあります。
藤袴(フジバカマ)
花言葉 …「あの日の思い出」「ためらい」 「躊躇」
こちらの藤袴(フジバカマ)も万葉の時代から人々に親しまれてきたお花です。
平安時代の「源氏物語」には【藤袴】(30帖)というタイトルの物語も存在するほど、古くから日本で愛されてきた野花のひとつです。
一見、地味なお花ですが群生して咲く姿は見応えがあり、秋の風情を存分に感じさせてくれます。
おわりに
さて、ここまで一気にご紹介しましたが、皆さんのお好きなお花はありましたか?
和のお花は、どこか控え目で情緒的な花言葉をもつお花が多いですね。
楚々とした中にも、芯の強さを感じさせる、そんな日本のお花をこの秋に愉しんでみてはいかがでしょうか?
皆さまの秋の花飾りのご参考になれば嬉しいです♪
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ここまでお読み頂いてありがとうございました。
よろしければまたお立ち寄りください♪
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