こんにんちは。
アラフォー独女のMOMOです。(プロフィールはこちら)
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今回は絵本「ぼく モグラ キツネ 馬」の紹介と感想です。
世界中で100万人の心をつかんだ本
大好きな本「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の著書・ブレイディみかこさんが帯のコメントをかかれています。
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独身で子なしの私が絵本「ぼく モグラ キツネ 馬」を読んだきっかけは
80代のマダムがプレゼントしてくださったからです。
「とっても素敵な絵本で、涙がでたわ」
そんな彼女の言葉どおり、温かいタッチのイラストと
ページをめくるたびに、名言があふれています。
読む人それぞれの心に響く、人生の心理や教訓を教えてくれます。
「もし私に子供がいたら、こんな絵本を読み聞かせしたいなぁ」
そんな読むたびに心が丸くなるような絵本のご紹介です。
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絵本「ぼく モグラ キツネ 馬」
- タイトル 「ぼく モグラ キツネ 馬」
- 著 者 チャーリー・マッケンジー
- 翻 訳 川村 元気
- 定 価 2200円(税込み)
- 出 版 社 飛鳥新聞社
- 発 行 日 2021年3月22日
作品紹介
8歳の子どもから、80歳の大人まで。
圧巻のイラストで読む人生寓話。
イギリスのイラストレーター・ チャーリー・マッケンジーが初めて描いた絵本です。
原作“THE BOY, THE MOLE, THE FOX AND THE HORSE”の日本語版。
少年とモグラ、キツネ、馬の冒険と心の交流を
美しいイラストとともに描いたアート絵本
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コロナ禍で生きる希望をつなぐ「特別な本」として社会現象を巻き起こし、
累計550万部突破の世界的ベストセラーを記録した絵本です。
日本でもテレビ・新聞・雑誌など、さまざまなメディアで紹介され、
日本語版も22万部突破し大ヒットを記録しています。
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飛鳥新聞社さんの公式ホームページでは、イギリスでは「2020年一番売れた本」で、
「ハリー・ポッター」シリーズに次ぎ、「史上2番目に売れたハードカバー本」と紹介されています!
英語版はこちら↓
心にささった名言と感想
その1
ある日、独りぼっちだった少年(ぼく)とモグラが出会い
互いに質問をしあい、会話を重ねてゆきます。
“いちばんの時間のむだって なんだとおもう?”
ぼくがたずねると、モグラはこたえる。
“じぶんをだれかとくらべることだね”
モグラはさらに言います。
“おとしよりのモグラたちは きまっていうよ。
こわがらずに、夢をおえばよかったって”
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モグラの言葉は私の胸に深く突き刺さります。
“かんがえてみて。おそれるこころがなければ、
どこまでやれるのか ”
「失敗したら、みんなに笑われるかも」
「どうせ私なんか、やってもムダだよね」
「あの人は私と違って、いろんなものを持っていて羨ましい…」
知らず知らずのうちに、自分の夢や希望にブレーキをかけて
いつのまにか“人から見られている自分”を気にしている。
モグラの言葉で、他人軸で生きてしまっている自分に気づかされ
他の誰でもない、自分の人生を生きることの大切さを
改めて教えてくれたような気がしました。
その2
少年とモグラは森でキツネと出会い、最後は馬と出会いともに旅を続けます。
“いままでにあなたがいったなかで、
いちばんゆうかんなことばは?”ほくがたずねると、
馬はこたえた。
“たすけて”
少年(ぼく)と馬はさらに会話を重ねます。
“いちばん強かったのはいつ?”
“弱さをみせることができたとき”
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“たすけを求めることは、あきらめるのとはちがう”
馬はいった。
“あきらめないために、そうするんだ”
人に助けを求めたり、弱さを見せたりすることが
うまくできない人って案外多い気がします。
30代の頃の私も、それがうまくできなくて
今思うと自分にも人にも、とても厳しい生き方をしていました。
だけど助けを求められたとき、人は手を差し伸べてくれることも知りました。
独りで抱え込んでいたときには、出口がないように思えた道が
自分の弱さを見せたときに、誰かがサッと軽やかに
扉をあけてくれたりするからです。
おわりに
独身で子供がいない私は、自発的に絵本を手に取ることはまずないのですが
人からプレゼントされたり、おすすめされることがたまにあります。
「ぼく モグラ キツネ 馬」もプレゼントしていただいて、初めて知った絵本です。
1日の仕事や家事を終え、眠るまえの静かな時間にこの絵本をひらくと
日々のストレスがすっと消えて、清らかな気持ちで眠れる気がします。☺
子供も大人も、それぞれの心にそれぞれの形で響く
そんな絵本かもしれません。
ご興味ある方はぜひ、読んでみてください♪
![](https://ipponotaneblog.com/wp-content/uploads/2022/07/Fotor_165869797192089-1024x645.jpg)
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