【失敗談】将来の事を考え過ぎて仕事を選んだら、今を棒にふっていた

人間関係・体験談

こんにんちは。

アラフォー独女のMOMOです。(プロフィールはこちら)

* * * * *

失敗の多い生涯を送ってきました。

人間、四十路をすぎれば誰でも失敗の数は片手ほどはあると思いますが

若い頃からしなくてもいい苦労を、ムダに買ってきた私は

両手でも収まりきらないくらいの失敗を重ねてきました。

家族・友人・恋愛・進路・人間関係・お金…

数ある失敗談のなかから、今回は仕事選びで失敗したときのお話です。

将来のことを心配しすぎて、大切な「を棒にふり

死んだ魚の目をしながら仕事をするはめになった失敗談です。

この記事はこんな人におすすめです☺

  • 転職活動で不安や焦りを感じている人
  • 将来に不安を感じすぎて今を犠牲にしている人
  • 他人の失敗から教訓を得て、自らの人生に活かしたい人
当時の己をイラスト化するとこんなカンジ!(´▽`)

焦りや不安のなかで始めた転職活動

「正社員になる」ことだけにこだわる

30代の後半、私はそれまで勤めていた花屋をやめ事務職に戻ることにしました。

40代を目前に控え、未婚・子なしの私は焦っていました。

今から就職するなら、絶対に正社員にならないと💦

将来のビジョンや目標を全く描けていないことに気づかないまま、

安定を求め、私は「正社員」になることだけにこだわったのです。

そんなとき、建設業系の地元の中小企業の総務・経理の正社員の仕事の募集をみつけました。

学生時代に日商簿記検定1級に合格し、20代の頃に経理の仕事をしていた私は

渡りに船とばかりに応募しました。

あまりにも早すぎる採用決定

応募するとすぐに担当者から「すぐに面接をしたい」と連絡がありました。

連絡をうけた翌日に面接が行われ、その日のうちに採用が決まりました。

なんだか急に決まっちゃったけど、大丈夫かな??

妙に採用を急いでいる採用担当者の応対に、一抹の不安を感じつつも

「正社員」というポジションに惹かれて、転職先を決めたのです。

不正・パワハラ・足の引っ張り合いが横行する転職先

堂々と不正・パワハラをする総務部長・それを黙認する2代目社長

私の採用を急いだ採用担当者は総務部長のポジションにあるA氏でした。

A氏はいわゆる“建設業界の叩きあげ”ではなく、数年前に地元の会計事務所から引き抜かれた人物でした。

すでに60歳をすぎ、タバコの匂いがプンプンするA氏は、昔ながらの上司という印象でした。

入社当初こそA氏は私になにかと親切でしたが、その様子を見ている別の社員さんたちの

冷ややかな視線が気になっていました。

あとで分かったことは、もと会計事務所出身のA氏は総務部長というポジションで、

相応な待遇を受けながら、会社の仕事はろくにしていなかったのです。

何をしていたのかというと、A氏の会計事務所時代のお客さんを堂々と会社に招き

個人で仕事を受け、利益を得ていたのです。

A氏が私の採用を急いだ理由は、自分が個人的に受けている仕事を

簿記の資格を持っている私に手伝わせようと目論んでいたことでした。

それだけでなく、昔気質のA氏は理論や理屈が全く通じないタイプ。

今どき信じられないくらいの暴言を、怒りにまかせて社員に怒鳴りちらしていました。

過去には彼のパワハラで退職した社員から訴えられたこともあるそうですが

自身の立場を利用してもみ消してきたことを後に知りました。

数年前に創業社長が亡くなり、会社を継いだ2代目社長は品のいいお坊ちゃまタイプ。

A氏に会社の経営のかじ取りを奪われ、A氏の不正やパワハラに気づいていながら

なにも言えないでいるような人でした。

社員同士の足の引っ張り合いと謎の派閥争い

このようなトップがいる会社では、健全な企業風土が育つはずがありません。

昔からいる社員の間には派閥があるようで、新入社員の私を仲間に引き入れようと

それぞれが互いの悪口を私に吹き込んできました。

総務部長A氏のやり方を好まない一部の社員からは、私がA氏のお気に入りに映っていたようで

A氏の不在時にわざわざ私の元にやってきて、含みのある言葉を投げかけたり、

A氏の情報を根掘り葉掘り聞きだそうとしたりしました。

なかには真面目に働いている親切な社員さんもいましたが、それはごく少数で

足の引っ張り合いと不正が横行する「正直者が馬鹿を見る」を地で行くような会社だったのです。

将来のことを考えすぎたら、生きる目的を失いかけた

死んだ魚の目で生きる日々

せっかく将来のことを考えて、正社員という職をゲットしたというのに

日を追うごとに、私は死んだ魚の目で日々を生きるようになりました。

目の前に映るすべてが灰色に見え、完全に希望を失っていました。

こんな会社で定年まで働くくらいなら、死んだほうがマシかも…

今思うと本当にくだらないですが、当時の私は本気でそう考えていたのです。

どん底に落ちてようやく気がついたこと

ここまで精神的に追い込まれたとき、私はようやく気がついたのです。

「あれ⁉もしかして私…“今”を棒に振ってない⁉」😱

起こってもいない将来の不安にとらわれ、正社員になることだけにこだわった結果、

一番大切な「今」を棒に振っていたのです。

こんなくだらない会社で「死にたい」と思うなんて馬鹿げてる!

私にはまだやりたいのにやってないことがあったんだ!

みずからの仕事選びの失敗に気づき、転職先の会社を退職する決断をするまでに2か月、

実際に退職するまでに4カ月近くもかかってしまいました。

このとき私は、耐えられないくらいキツい状況だったことで、退職を決断できましたが

もし「本当はイヤだけど我慢したら続けられるかも」という状況だったら

今でもズルズルと死んだ魚の目で働いていたかもしれません。

ちなみにこの後すぐに、前からいつかやりたいと思っていたハンドメイド副業を始めました。☺↓

仕事選びの「失敗から得た教訓」まとめ

  1. 不安と焦りのなかで転職先を決めてはいけない
  2. やけに採用を急いでいる会社には裏がある。要注意!
  3. 正社員になったからといって将来が安定するとは限らない
  4. 過度な将来の不安や心配より、大切なのは「今」を充実させること
  5. 心と体が完全に壊れてしまう前に、その場から逃げ出す勇気も必要
  6. 転職先を明らかに「失敗した」と感じたら、辞める決断は早い方がいい
  7. 失敗してもやり直せる。失敗した原因を検証して次に活かすことが大事

以上、仕事選びの失敗から学んだ教訓でした!

私の経験がどなたかのお役に立てば嬉しいです。☺

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ここまでお読みいただいてありがとうございます。

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